【西村 勇気 アナウンサー リポート】
「貸し出される車のタイプは軽自動車から普通乗用車、荷台付きのトラックタイプなど様々です」

今回の大雨で被災した人を対象に、無料で車を貸し出すサービスが25日から始まりました。

日本カーシェアリング協会が運営する『災害サポートレンタカー』。

サービスの期間は25日から12月25日までで、軽自動車や普通乗用車は最長14日間、軽トラックなど貨物車は最長3日間借りることができ、家の片づけや通勤などに活用可能です。

初日の25日は予約した3組が、貸出拠点となっている熊本市西区の西部公民館を訪れ、車両を受け取っていました。

こちらの男性は、自分と妻の車が2台とも水没してしまい、子どもの送り迎えもできず困っていたといいます。

【熊本市西区で被災した坂口 潤さん(33)】
「3カ月前に納車になった車があったんですけども、それも全部廃車になってしまって」「(災害サポートレンタカーで)自分はすごく助かりました。ありがとうございます」

日本カーシェアリング協会によりますと、熊本の大雨災害用として70台の車を確保、そのうち10台が熊本市内に到着しています。

一方、25日午前0時現在で申し込みがすでに1156件に上っていることから、古くなったり使わなくなった車の寄付も呼びかけています。

【050-5799-4740】
『災害サポートレンタカー』は、完全予約制で、申し込みは電話、もしくはWebで受け付けているということです。

テレビ熊本
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