東大阪市の駅前から「見守り地蔵」が撤去されるのを前に、地蔵じまいの祭典が行われました。
東大阪市の近鉄河内小阪駅前で地蔵に手を合わせる人たち。
73年前、年末の特別警戒をしていた警察官らの車が踏切で電車と接触し、当時の布施警察署長など、2人が殉職しました。
地域住民が慰霊と交通安全の願いを込めて見守り地蔵を立て供養してきましたが、高齢化などで管理が難しくなり、23日で地蔵じまいとなりました。
【夫が地蔵の管理をしていた能口宣江さん】「みなさんに長い間親しんでいただきましたこと本当にありがたく思っています」
布施警察署は「引き続き、交通事故撲滅のため全力を尽くす」とコメントしています。