和歌山県新宮市で、きょう午後、住宅3棟が焼ける火事がありました。焼け跡から身元不明の遺体が見つかりました、この家に住む高齢男性とみられています。
火事があったのは新宮市三輪崎2丁目で、きょう6時35分ごろ「建物から黒い煙が上がっている。中に人がいるかもしれない」という目撃者からの通報がありましたた。
現場は、JR三輪崎駅から南へおよそ400メートルの場所で、一般住宅が燃え、火は近隣の住宅にも燃え広がり、合わせて3棟、およそ240平方メートルが焼失しました。
この火災で、住人とみられる66歳男性1人が行方不明で連絡が取れていません。
周辺住民によりますと、この男性は、糖尿病を患っていて、足が不自由だったということです。
消防車5台と2台、計7台が出動し、消火活動にあたり、火はおよそ1時間半後に鎮圧されました。
焼け跡から性別不明の遺体が見つかっています。
警察と消防は、遺体の身元を確認すると共に出火原因を詳しく調べています。