8月23日(土)本拠地エスコンフィールドにホークスを迎えての3連戦2戦目は「8対3」でファイターズが勝利。
この日の試合前、大人気アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」がファーストピッチセレモニーに登場し、今シーズン最多となる約3万6000人が集まった会場を盛り上げました。
「首位攻防戦」大事な2戦目
この日のファイターズ先発は福島蓮。前日に「今の自分がどれだけ通用するかが一番わかる相手、楽しんで投げられたら」と語った22歳右腕は、伸びのあるストレートを軸に、3回まで無失点投球を続けます。
打線は2回裏、先頭のレイエスが26号ソロホームランで先制すると、この回連打で一挙4得点を挙げます。その後、福島は4回に2点を失うも、すぐさま清宮がタイムリーを放ち応戦。5回に降板するまでに7奪三振を奪うなど、しっかりとゲームを作りました。
6回3点リードでマウンドに上がったルーキー柴田獅子
プロ初のリリーフ登板でしたが、自己最速154キロをマークするなど、7回まで打者6人を三者凡退と完璧に抑えます。しかし、8回に連打を浴び満塁となったタイミングで降板。
柴田は試合後の囲み取材で「(ホークス打線の)バッティングがえげつなかった、、」と悔しさを滲ませながらも、「この大舞台に呼ばれて嬉しく思う」と大声援への感謝とともに語りました。試合はその後、上原がこの満塁のピンチを三振で切り抜けました。
止まらない打線
6回裏に清宮が2打席連続となるタイムリーで追加点を奪い、7回裏にはレイエスがこの日2本目となる27号ソロホームラン、さらに、石井にも3号ソロホームランが飛び出しダメ押し。
9回は今シーズンの開幕投手・金村が抑えゲームセット。投打がかみ合ったファイターズが首位攻防戦を2連勝とし、首位ホークスとのゲーム差を「1.5」に縮めました。