佐世保市の江迎町で千灯籠まつりが始まり、水浸しになるほど水を掛け合って無病息災を願う「水掛け地蔵」が行なわれました。

千灯籠まつりは、佐世保市江迎町で500年続いていると言われる「水掛け地蔵」から始まります。

この地域には地蔵が子供と水遊びをして災いをはらったという言い伝えがあり、みこしに乗せた地蔵を迎えるため家々に灯籠を飾ったのがまつりの始まりだと言われています。

KTN記者
「沿道での水かけは 無病息災を願うという意味があります」

23日は、約500人が水浸しになりながらまちを練り歩き、容赦のない水掛けにも笑顔があふれていました。

沿道の人は
「(水を)かけるほうも楽しい。これでずっと健康で過ごせそう」
「就職試験を控えている。かぜをひかないように頑張りたい」

千灯籠まつりは明日までで、夜は高さ25mの灯籠タワーと打ち上げ花火がまちを彩ります。

テレビ長崎
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