高校生が「五・七・五」の17音に青春を懸ける俳句甲子園の全国大会が23日、愛媛県松山市で開幕しました。
愛光高等学校の生徒 選手宣誓
「正々堂々最後まで自分たちの全力を尽くし、何年何十年経っても、人生の最高の1ページだと言えるような大会にすることを誓います」
俳句甲子園の全国大会は、17の都道府県から地方大会などを勝ち抜いた32チームが参加し、23日に松山市で開幕しました。愛媛からは済美平成と愛大附属、松山東、愛光の4校が出場しました。
23日に行われたのは予選リーグと予選トーナメント。試合はディベート形式で俳句の創作力だけでなく、お互いの句に質疑応答し鑑賞力も競います。
済美平成の句(兼題:青田)
「会えるまで 歩く小雨の 青田道」
句に対して海城高校の生徒は…
「小雨がどうなんでしょうか。気持ちが沈んでいる様子が少し見えるのではないでしょうか?」
済美平成の生徒
「夏の小雨、みなさん想像してください。すごく気持ちよくないですか? しとしとと顔にあたったり、小雨のおかげで青田もいきいきしているような。自分を応援してくれるような感じもします」
高校生たちはたくさんの観客を前に、白熱のディベートを繰り広げていました。
俳句甲子園は24日、松山市民会館で決勝リーグと決勝戦などが行われます。
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