愛媛県松山市にある高齢者施設で、給食を食べた70~100歳の利用者が31人が下痢や発熱などの症状を訴え、松山市保健所はサルモネラ菌による食中毒と断定しました。このため施設で給食を作った業者の調理場が、営業停止5日間の処分を22日から受けました。

営業停止5日間の処分を受けたのは、松山市若草町にある高齢者施設で給食を提供する業者「グリーンヘルスケア」の調理場です。

松山市保健所によりますと、この高齢者施設で8月14日、70~100歳の利用者31人が給食を食べたあと、発熱や下痢などの症状を訴え、このうち18人が病院を受診し5人が入院しました。

保健所は、調査で患者からサルモネラ菌が検出されたことや、発症者全員に共通したのがこの調理場で作られた給食であることから食中毒と断定。この高齢者施設の調理場を22日から26日までの5日間、営業停止処分にしました。

発症した人はおおむね回復に向かっているということです。

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テレビ愛媛
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