島根県安来市出身で国際的に活躍する現代芸術家・加藤泉さんの作品展が、益田市のグラントワで開かれています。

胎児のような「人がた」をモチーフに描かれた油彩画、安来市出身の現代芸術家・加藤泉さんの作品です。
2007年、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に出品され、加藤さんが世界的に活躍するきっかけになりました。

益田市グラントワで開かれている企画展『加藤泉 何者かへの道』。
会場には、画家として本格的に活動を始めた初期の作品から最新作まで、絵画や立体作品など約200点が展示されています。

高校時代に描かれた油彩画は、初めて公開された貴重な作品です。
一連の作品からは、加藤さんが一貫して取り組んでいる「人がた」の表現の移り変わりを見てとることができます。
また、ソフトビニールや金属、プラモデルなども素材にした立体作品も展示。
絵画にとどまらず、個性的に広がり続ける加藤さんの創造の世界に触れることができます。

この展覧会は、9月1日まで開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
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