鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区について、ホテル事業者などを対象に県が行った公募に応募したのは、鹿児島サンロイヤルホテル1社となっています。
22日、塩田知事は「それぞれの事業者が判断した結果」と受け止めた上で、「1社でも公平性は担保しうる」としました。
県は鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区について、ホテルや大規模な会議場などを対象に土地を貸し付けることにしていて、8月8日まで事業者の公募を行っていました。
県によりますとこれに応募したのは1社のみでした。
一方、新築移転を希望している鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルは、この公募に応募したことを明らかにしています。
22日の定例会見で塩田知事は応募が1社でも「公平性は担保しうる」と話しました。
塩田知事
「いろんな選択肢があった方が検討する上で複数という方がよかったのかもしれないが、議会の方でも議論をいただいた上で最終的に決定をする。こういう手続きの中で透明性、公平性を担保し得るのではないか」
応募は1社ですが、県は「これで決定したわけではない」としていて、24日には鹿児島市で公開プレゼンテーションが行われ、10月ごろに事業者が決定する見通しです。