小学校の跡地を活用したデータセンターが22日玄海町で開所しました。

2015年に廃校となった、玄海町の有徳小学校の校舎をデータセンターとして活用したのは、東京に本社を置き、クラウドサービスを提供するハイレゾです。
ハイレゾが今回開所したデータセンターには、CGなどの画像処理やAIの計算処理を行う処理装置GPUが120台設置されています。

このデータセンターでは大量のデータを利用して時間をかけて予測を立てるバッチ推論という処理方法を用いていて、研究施設や製薬会社が主なサービス対象だということです。

【ハイレゾ志倉喜幸代表取締役】
「AIも始まったばかりの産業なので、スピーディーに動けるということと、こういう教室を拡張していくということを考えると廃校利用は非常に面白いのかなと思っている」
【玄海町脇山伸太郎町長】
「地元に雇用が生まれることはありがたいと思っている。若い人たちが働く場でもあるので、町の活性化にもつながるかなと思っている」

ハイレゾによりますと、廃校を利用したデータセンターは国内初で、今後、香川県にも同様に廃校を利用したデータセンターを開所する予定です。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。