2025年11月に東京で開催される「デフリンピック」に出場するデフバドミントンの片山結愛選手が8月22日、高松市の母校で後輩たちを前に大会での活躍を誓いました。

片山結愛選手の母校、高松市の高松西高校では、片山選手や在校生が見守る中、デフリンピック出場を祝う懸垂幕が掲げられました。

このあと、在校生が、「金メダルを目指して頑張ってください」と激励し、片山選手は大会での活躍を誓いました。

(デフリンピック日本代表 片山結愛選手)
「競技生活を通してスポーツの楽しさや、聞こえなくても夢を諦める理由にならない、障害を乗り越えて活躍できることを伝えたい」

片山選手は香川県綾川町出身の21歳。生まれつきの難聴で、高校3年生の時にデフバドミントンと出会い、現在は、岡山市のノートルダム清心女子大学に通いながら、高松西高校を拠点に練習を続けています。2025年3月に出場した代表選考会で、男女混合ダブルスで優勝し、デフリンピックへの切符をつかみました。

(デフリンピック日本代表 片山結愛選手)
「デフリンピックで自分らしい粘り強さと思い切りの良さを発揮して、目標である金メダル獲得に向けて頑張りたい」

日本で初めて開催されるデフリンピックは、2025年11月15日に開幕します。

岡山放送
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