結婚式場のシェフの体験を通じて、地元食材のおいしさと大切さを学ぶイベントが8月22日、仙台市青葉区で開かれました。
コック帽を被った子供たち。目の前に並ぶのは、宮城県産の夏野菜に三陸産のホタテ!
好きな野菜を選んで、オリジナルの冷製パスタ作りに挑戦です。
このイベントは、都内に本社を置く婚礼会社が夏休みの期間中に毎年行っているもので、22日は市内の小学生20人とその保護者が参加しました。
ホタテや野菜と格闘すること30分…おいしそうなパスタが出来上がりました。
そのお味は…。
参加した子供たち
「おいしかった。おいしい」
「食材を使って作ることのありがたさが、勉強になりました」
参加した親子
Q.誰のことを考えて作った?
「いつも作ってくれるからお母さん」
Q. そう言っていますが
「すごくうれしいです。どきっとしました」
また、パスタ作りの前には、フードロス問題なども学びました。
このイベントは、来年も実施される予定です。
一方、こちらは宮城県白石市で開かれたものづくり教室。ペットボトルなどでヘッドホン作りに挑戦です。
子供たちは2本のペットボトルの上部をハサミなどで切った後、そこに細い銅線を巻き付けます。
ここに電流が流れると電磁石となり、ペットボトルの内側に取り付けた磁石の部分が振動することで、音が出る仕組みです。
これをパソコンにつないでみると…。
「あ!聞こえる。聞こえる、すごい!」
完成したヘッドホンから音が出て、子供たちは驚きの表情を見せていました。
参加した子供たち
「音楽が透き通るくらいきれいだった」
「ペットボトルでヘッドホンを作って、こんなに聞こえるんだなと感動した」
この教室は白石市に工場があるソニーグループの半導体製造会社が15年ほど前から開いています。