日本の新たな主力ロケット「H3」の7号機が、2025年10月21日(火)午前10時58分ごろに、鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げられることが分かりました。これは22日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が発表したものです。
H3ロケット7号機に搭載されるのは国際宇宙ステーション(ISS)に食料や衣服などの物資を運ぶ無人の宇宙輸送船、「HTV-X」の1号機です。これまでH2BロケットでISSに物資を運んでいた「こうのとり(HTV)」の後継機として開発され、今回が初めての打ち上げとなります。
ところで前回打ち上げられたH3ロケットは5号機で、6号機より先に7号機が打ち上げられることになります。
H3ロケットの6号機は7月にエンジン燃焼試験が行われました。6号機はこれまでの仕様と異なり機体の脇に固体補助ロケット(SRB-3)が装着されていません。JAXAでは6号機の打ち上げ時期について「決定次第改めてお知らせします」としています。