今回の台風襲来をひときわ不安な気持ちで迎えた人々もいます。

8月8日の記録的な大雨で大きな被害を受けた鹿児島県姶良市蒲生町の被災地を22日、訪ねました。

22日午前中の姶良市蒲生町です。

8月8日の記録的な大雨で、住宅が土砂に押し流され、住人の30代女性が犠牲となった現場です。

2週間がたった22日も、建物はそのままの状態となっています。

姶良市では降り始めからの雨量が100ミリを超えた所がありましたが、市内で新たな災害は確認されていないということです。

一方、住民からは災害から間も無い台風の上陸に、21日夜は不安な一夜を過ごしたという声が聞かれました。

住民
「夜中に心配していたけど思ったより雨が少なくて風もなく一安心した」
「風はすごかったけど、いっときだったから大丈夫だった。近所の人は不安だろうね、と言いかただった」

姶良市によりますと、21日夜は8月8日の大雨被害による避難者を含めて最大で39人が公民館などに避難したということです。

鹿児島テレビ
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