災害が発生した際に的確な救急活動ができるよう、宮城県美里町の中学校では8月22日、消防による防災教室が開かれました。

この防災教室は災害が発生した際に、一人一人が命を守る行動ができるよう、遠田消防署が開いたものです。

22日は今年4月に開校した、美里中学校の生徒8人が参加し、テントを組み立てるなど避難所に必要な設備を設置するための手順を確認しました。

また、心臓マッサージの行い方やAEDの使い方も学び、生徒たちは真剣な表情で取り組んでいました。

生徒
「テントを組み立てることは、なかなか無くて、今回多分初めてだったと思うんですけど、みんなと協力できて、とてもいい経験になったと思います」
「そういう出来事があったらすぐに実践して、恐れずにやっていこうと思いました」

遠田消防署救急係 青山楓消防士
「自分の体を使って体験することで、いざという時に自分の力で動けるのではないかと思います」

遠田消防署は、今後も体験を重視した取り組みを続け、防災意識の向上を図っていきたいとしています。

仙台放送
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