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プレスリリース配信元:400F(フォーハンドレッド・エフ)

【オカネコ 住宅ローンに関する調査】




国内最大級(※1)の家計診断・相談サービス『オカネコ』を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:中村 仁、以下「当社」)は、50代以上の住宅ローンを借り入れている全国の『オカネコ』ユーザー83人を対象に「オカネコ 住宅ローンに関する調査」を実施しました。
※1:現時点での当社データベース及び他社公開情報の比較調査による

「オカネコ 住宅ローンに関する調査」結果サマリー

- 50代以上の住宅ローン利用者は変動金利が多数
- 約半数が返済負担増を実感、理由は金利上昇と物価上昇
- 約9割が60歳以降も住宅ローンを返済予定
- 47.0%が住宅ローンの借り換え検討経験あり。見直しニーズはあるが、手続きの面倒さが障壁に
- 退職金を繰り上げ返済に充てる意向は2割強

- 50代以上の住宅ローン利用者は変動金利が多数

現在の住宅ローンの金利タイプについて聞いたところ、「変動金利」が65.1%と、全体の3分の2近くを占める結果となりました。次いで「固定金利(全期間固定)」が25.3%、「固定金利(固定期間選択型)」が6.0%となっています。
「変動金利」を選択した方へその理由を聞いたところ、「固定金利より金利が低かった」が最も多く81.5%でした。また、「固定金利(全期間固定、固定期間選択型)」を選択した方の理由としては、「毎月の返済額が変わらず、計画が立てやすいから」が最も多く51.8%でした。
この結果は、低金利が長らく続いた社会状況において、多くの人が金利上昇リスクよりも低金利のメリットを優先し、変動金利を選択してきたからと考えられます。



- 約半数が返済負担増を実感、理由は金利上昇と物価上昇

住宅ローンを借り入れた時と比べて、現在の返済負担がどう変化したか聞いたところ、「非常に負担が増えた」12.0%、「やや負担が増えた」31.3%と、計43.3%の方が負担増加を実感していました。

返済負担が増えたと回答した方の理由として、最も多かった回答は「金利が上昇したため」63.9%次いで「物価上昇により、生活費が増えたため」55.6%という結果でした。




- 約9割が60歳以降も住宅ローンを返済予定

住宅ローンの返済が終了する予定の年齢については、「60~64歳」(21.7%)、「65~69歳」(20.5%)、「70~74歳」(20.5%)の順に多く、60歳以降も返済が続く人が約9割を占める結果となりました。この結果は、多くの方が定年後も住宅ローンを返済し続けることを示しており、現役時代からの収入減を考慮した返済計画の見直しが、老後の生活を左右する重要な課題となっていることがうかがえます。




- 47.0%が住宅ローンの借り換え検討経験あり。ニーズはあるが、手続きの面倒さが障壁に

住宅ローンの見直し(借り換えの検討)をしたことがあるかという質問に対し、47.0%が「はい」と回答しました。「はい」と回答した方へ、その理由を聞いたところ、「現在よりも低い金利で借りられる可能性があるから」が71.8%と最も多い結果となりました。この結果から、社会情勢の変化や物価高による家計の見直しニーズが、住宅ローンへの関心を高めていることがうかがえます。

一方で「いいえ(住宅ローンの見直しをしたことがない)」と回答した方の理由は、「手続きが面倒そうだから」が51.1%と最も多く、心理的なハードルが住宅ローン見直しの障壁になっている実態が明らかになりました。



- 退職金を繰り上げ返済に充てる意向は2割強

老後資金の要となる退職金の使い道について、「住宅ローンの繰り上げ返済に充てたいと思いますか?」と質問したところ、「はい」と答えたのは24.1%にとどまりました。一方で「いいえ」47.0%、「退職金が出ない予定」12.0%、「わからない」16.9%といった回答結果となりました。この結果から、多くの50代以上の世代が、住宅ローンの完済よりも、老後の生活資金を確保することを優先している傾向が見て取れます。



今回の調査結果から、50代以上の住宅ローン利用者には変動金利を選択している人が多く、その約半数が返済負担の増加を感じていることが明らかになりました。こうした状況を背景に、住宅ローンの見直しへの関心は高いものの、実際に退職金を使って繰り上げ返済をする意向は少数派であり、多くの人が老後資金の確保を優先していることがうかがえます。

今後、金利上昇の動向によっては、変動金利を利用している層の返済負担がさらに増加する可能性があります。金融機関やファイナンシャルプランナーによる専門的なアドバイスを受け、返済計画の見直しや借り換えを検討することが、老後の生活を守る上でますます重要になると考えられます。

当社では、人生をより豊かにするための賢いお金の使い方や、住宅ローンをはじめとしたお金の悩みについて、「何から始めていいのか分からない」「手続きが面倒」といった課題を解決するために、自社運営メディア『オカネコマガジン』にて分かりやすく解説しています。

住宅ローンを借り換えるタイミングは?シミュレーションからわかる得する条件や控除が受けられる要件

『オカネコ』は、住宅ローンをはじめとする多岐にわたるお金の悩みについて、FP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(金融商品仲介業者)等のお金のプロに気軽に相談できる環境を整え、多様なライフスタイルに合わせた個別相談を通じて、ユーザーの皆様が「お金の不安」から解放され、「自分らしい豊かな人生」を送れるよう、今後もユーザー満足度向上を目指してまいります。

調査概要

- 調査名:オカネコ 住宅ローンに関する調査
- 調査方法:WEBアンケート
- 調査期間:2025年8月9日(土)~2025年8月11 日(月)
- 回答者:50代以上の住宅ローンを借り入れている全国の『オカネコ』ユーザー83人
- 回答者の年齢:50歳~54歳 51.8%、55歳~59歳22.9%、60歳~64歳15.7%、65歳以上9.6%

※調査結果データの引用、転載に際しては必ず「オカネコ 住宅ローンに関する調査」または「家計診断・相談サービス『オカネコ』調べ」と記載してください。

オカネコ』について




スマホから居住地や年齢、年収、家族構成などの約20問の質問に答えるだけで、同エリア・同年代・同世帯構成の人と比較したユーザーの家計状況を診断。さらに、診断結果から推定した簡易ライフプランやFP(ファイナンシャルプランナー)や公的保険アドバイザー等の資格を持つお金のプロから個別アドバイスコメントが届き、ユーザーはチャットや面談で個別相談もすることができます。匿名・無料で気軽に利用できるオンラインサービスです。

会社概要

"お金の問題を出会いで解決する"ことを理念に2017年11月に設立。自社でお金のプロ(FP・公的保険アドバイザー等)を抱え、オンライン上で直接ユーザーに金融商品や転職、不動産を仲介するオカネコ事業(ToC)と、大手金融機関に対してユーザーとのコミュニケーション最適化を支援するエンタープライズ事業(ToB)を通じて、日本の個人金融資産にアプローチするFinTechスタートアップです。どんな立場の人にも有効な「お金の問題解決」の機会を提供し続けます。



- 会社名:株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ)
- 本社:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町9-1 兜町第2平和ビル FinGATE BLOOM 4F
- 設立: 2017年11月1日
- 代表者:代表取締役社長CEO 中村 仁
- 事業内容 :『オカネコ』の運営、金融オンライン・アドバイザー事業(金融サービス仲介+保険代理店事業)、金融機関向け顧客接点最適化サービス『オカネコPartners』の運営、オウンドメディア『オカネコマガジン』の運営、転職サービス『オカネコ転職』の運営、保険比較サイト『オカネコ保険比較』の運営、金融教育サービス『OKANE-KOllege』の運営
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