陸上自衛隊・佐賀駐屯地に配備されたオスプレイが20日吉野ヶ里町の目達原駐屯地に飛行し、初めて離着陸の訓練を行いました。
【近藤逸郎影ナレ】
「腹にひびくような低い音をひびかせオスプレイが飛んできました」
20日午後、吉野ヶ里町の目達原駐屯地に到着したオスプレイ。
佐賀駐屯地に配備されたオスプレイが目達原駐屯地に着陸するのは初めてです。
佐賀駐屯地によりますと20日は2機のオスプレイが九州の地形に慣れるための「慣熟訓練」を行い、長崎県の大村駐屯地にも飛行したということです。
2機のオスプレイは約2時間フライトし、鹿島市の海上などを通る様子も確認されました。
佐賀駐屯地に17機のオスプレイの配備がされて1週間あまりが経ちますが、現在の訓練は日中のみ行われています。
防衛省は、午後5時から午後10時までの夜間の訓練を行う場合は「ホームページで前日までに告知をする」としています。