愛媛県内で特殊詐欺の予兆電話が8月18日・19日の2日間で12件確認されました。愛媛県警は『特殊詐欺被害アラート』を19日から26日までの1週間発令し、注意を呼びかけています。
警察によりますと、特殊詐欺の予兆電話は18日には四国中央市・西条市・松山市・内子町・西予市・愛南町で合わせて10件。
19日には西条市で2件かかってきたということです。
いずれもオレオレ詐欺につながる電話で、NTTやNTTドコモをかたる自動音声などで始まり、話が進むうちににせの警察官などが登場。
「携帯電話が不正に契約されている」「あなたに犯罪の疑いがある」などとうそを言い不安にさせた上で、SNSのビデオ通話に誘導し警察手帳や逮捕状のようなものを見せ金銭の振り込みを要求する手口です。
また、今回電話がかかってきたのは全員60代以上で、自宅の固定電話にかかってきたということです。
警察は、お金の話になればまず詐欺を疑うよう呼びかけています。