「つり目ポーズ」を使った広告について謝罪しました。
スイスの時計大手「スウォッチ」は8月、アジア人男性が「つり目ポーズ」をした広告を掲載しました。
この広告はインターネットなどで拡散されると、「アジア人に対する差別的な表現だ」との批判が相次ぎ、中国のSNSではスウォッチ製品のボイコットを呼びかける声も広がりました。
こうした反発を受け、スウォッチは16日、中国のSNS「ウェイボー」と「インスタグラム」で、「この出来事を極めて重大なものと認識している。不快な思いをされた方々、また誤解を招いたことについて心から謝罪する」などと投稿し、問題の画像に関するすべての資料を削除したことを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、スウォッチは中国への依存度が高く、2024年のグループの売上の約27%を中国・香港・マカオが占めています。