宮崎県の日向市観光協会は、持続可能な観光地づくりのために、県外からの利用者が多い施設を有料化するよう市に要望しました。
8月18日は、日向市観光協会の黒木繁人会長などが市役所を訪れ、要望書を西村市長に手渡しました。
有料化の対象となっているのは、サーフィンで有名なお倉ヶ浜の駐車場と風光明媚な馬ヶ背の遊歩道で、施設の維持や将来への投資など財源確保を必要としています。
昨年度は、お倉ヶ浜駐車場が約7万4000台、馬ヶ背遊歩道は11万6000人余りが利用していました。
(日向市観光協会 黒木繁人会長)
「いろんな施設にお金がかかりますので、あと一つは価値の創造ですね。これならお金を払っていいよという観光地づくりをしたいと考えています」
(日向市 西村賢市長)
「得たお金で次の投資、さらに観光客に満足していただく観光地にしていきたい」
日向市では今後、金額や徴収方法などについて検討することにしています。