三重県松阪市で8月18日未明、10代の男女3人が乗った乗用車が住宅に突っ込み、19歳の女子大学生が死亡しました。乗用車は、制限速度を大幅に超えて突っ込んだとみられます。

■近隣住人「ドカーンっていう、雷が落ちたような音」
住宅に突っ込み、横転して止まる白い乗用車。道路には、車の破片やがれきが散乱しています。

18日午前3時すぎ、松阪市小黒田町の片側1車線の直線道路で、乗用車が道路脇の住宅に突っ込みました。
通報した近隣住人:
「ドカーンっていう、雷が落ちたような本当にすごい音がした」

警察によりますと、乗用車には10代の男女3人が乗っていて、このうち後部座席にいた名古屋市名東区の大学生・高木七星さん(19)が全身を強く打って死亡しました。
運転席と助手席にいた18歳の男性2人もケガをして救急搬送されましたが、意識はあるということです。
■50mほどにわたってタイヤ痕が…
当時、住宅に人はおらず無事でしたが、散乱したがれきやブロック塀は隣の住宅の敷地にまで。

現場の道路には、センターラインをまたぐように50mほどにわたり、タイヤ痕が残っていました。

警察は、乗用車が制限速度30キロを大幅に超えて住宅に突っ込んだとみて、調べています。