OHKで月曜から金曜午後3時50分から岡山・香川エリアで放送中の情報番組「なんしょん?」のコーナー「瀬戸内旬紀行」。
岡山市中央卸売市場の市場関係者でつくる「岡山県お魚普及協会」の協力で瀬戸内などの新鮮な魚介のおいしい食べ方などを紹介している。今回は協会理事で原田屋鮮魚店の原田徹美会長に旬の魚「シマアジ」について話を聞いた。

「シマアジ」の旬は6月から10月 脂が乗った“最高の味わい”
シマアジは、その美しい外見と豊かな風味で知られる高級魚。6月から10月が旬で、この時期には脂が乗って最高の味わいを楽しむことができる。他のアジと比べても一目でわかるほど美しく、黄色い縞模様の、その光沢のある体色は新鮮さの証ともいえる。
スタジオには、原田会長に「シマアジ」と「マアジ」の2種類を持ってきてもらった。シマアジは愛媛県で取れた養殖もの。どの調理法でも美味しく食べられる食材だが、原田会長はアジの王様とも表現するこのシマアジを焼き魚、煮付けにするには「もったいない」と話し、この日は刺身にしてもらうことに。
原田会長が手際よくシュッ、シュッ、シュッとさばくうちに、刺身が完成した。

「シマアジ」の刺身は“豊かな風味”と“コリコリとした食感”
脂が乗ったシマアジはシャキシャキとした食感があるが、特に新鮮なシマアジを刺身にすると、その豊かな風味とコリコリとした食感を最大限に楽しむことができる。
試食したOHK・萩原渉アナウンサーは「プリン、プリン、コリコリ。甘みが感じられ、脂がのって最高」と、シマアジの刺身の味を絶賛。藤本紅美アナウンサーも「すごくしっかりしていて、食感がすごく楽しめる。プリンと、コリッとしていておいしい。脂のりがいい」と語った。

新鮮な「シマアジ」の見分け方は?
原田会長によると、新鮮なシマアジをお店で選ぶ際は「目の輝きと表面の光沢」に注目してほしいとのこと。
特に、黄色がかった光沢があるものは“鮮度が抜群”。黄色いラインのような縞模様がくっきりとしたものを選ぶと良い。
(岡山放送)
