全国中学校体育大会、いわゆる「全中」が今年は鹿児島や宮崎などの九州で17日から始まりました。熊本県内ではソフトテニスと相撲の2つの競技が行われます。そこで18日は相撲で全国優勝を目指す宇土市立鶴城中学校を紹介します。
宇土市立鶴城中学校・相撲部です。1年生から3年生の男女6選手が所属しています。宇土鶴城中と言えば…正代関や草野関など大相撲に力士を輩出している強豪校です。今年の県大会を制した団体は、3年の大手星来主将を中心としたチーム編成。
この日は大会直前ということで高校生が胸を貸します。
小学校に上がる前から相撲をしているという大手は身長175センチ、体重135キロ。8月上旬にあった全国都道府県中学生相撲選手権は個人で3位。
立ち合いでの当たりと前に出る相撲を磨いてきました。
園田貢監督が「勝利のカギ」と話すのが2年生の二人です。
ここぞの場面で力を発揮、 勝負強いという佐藤光海。
さらに立ち合いからの当たりや前に出る相撲が特長の福島己鉄です。
またこの二人に加え、倉岡祥太朗、宮崎隼も控えています。
地元・宇土市で開催される全国大会ということもあり、気合十分です。
【大手星来主将】
「全体的に全国でも上に行けるようなチームだと思う。優勝したい」
【OB・園田貢監督】
「様々な人が協力し、全国大会が宇土で開催されるので、感謝の思いを込めて
一番でも多く(相撲を)取れればいい」
【全員】
「絶対優勝するぞ、おー!」
これまでに宇土鶴城中は全中の団体で6度優勝、これは大会の最多優勝記録です。
今回、団体に加え、個人戦には鶴城中の大手選手、佐藤選手、そして熊本市立城西中の林優芯選手が出場予定です。大会は宇土市民体育館で今度の水曜と木曜に開催されます。