大阪市北区の公園に赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで23歳の母親が逮捕された事件。
母親と数年来の知人が関西テレビの取材に応じました。
赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された東大阪市のアルバイト萩藤奈月容疑者(23)。
8月15日、大阪市北区の扇町公園で、通行人が赤ちゃんの遺体を発見しました。
警察によると、赤ちゃんの遺体は公園の植え込み近くで大部分が土の中に埋まっている状態だったということです。
18日、行われた司法解剖の結果、赤ちゃんはおよそ1500グラムの女の子で、死因は窒息とみられていますが外傷はなく、死産なのか生まれたあとに死亡したかについてはわかっていないということです。
遺体が発見された翌日、警察に出頭した萩藤容疑者はこう話したといいます。
「とんでもないことをした。いずれ捕まると思って自首した」
数か月前に萩藤容疑者に会ったという数年来の知人が取材に応えました。
(Q萩藤容疑者との思い出は?)
【萩藤容疑者の知人】「明るかった印象はある。周りを笑わせるような感じ」
事件を知ったときについては…
【萩藤容疑者の知人】「最初は信じられなかった。私は(妊娠を)知らなかったので。言えなかったんじゃないか」
警察の調べに対し、萩藤容疑者は容疑を認め、「妊娠に気づいていなかった」などと供述しているということです。
生まれたばかりの赤ちゃんが遺棄された背景に何があったのか。
警察が詳しく捜査しています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月18日放送)