明治安田J2リーグ第26節。J1昇格プレーオフ圏内の5位に位置する仙台は8月16日、アウェーで19位の山口と対戦しました。
し烈な上位争いに食らいつくために、是が非でも勝利が欲しい仙台でしたが、前半17分でした。山口の前線からのプレスに苦しみ自陣でボールを奪われるとカウンターから失点を許します。
今シーズン、相手に先制を許すと勝利がない仙台ですが、徐々に攻撃の糸口をつかむと前半25分。左サイドからのクロスにマテウスが頭で合わせ最後は荒木!3試合ぶりの得点で同点に追いつきます!
勢いに乗る仙台はさらに後半18分。途中出場した武田の意表を突くスルーパスに反応したのは相良!全治3か月の大けがを乗り越え復活を果たした若きエースのゴールで仙台が逆転に成功します。
このまま逃げ切りたい仙台でしたが後半36分でした。相手に一瞬の隙を許し、まさかの失点を許してしまいます。
5試合ぶりの勝利へ向け最後まで相手ゴールに迫りますが、追加点とはならず。一時逆転に成功するも、勝利がするりとこぼれ落ちた仙台。これで5試合勝利なし。J1昇格に向け厳しい戦いが続きます。
森山佳郎監督
「僕らは1戦1戦戦うしかないので、挑戦者としてもう1回、地に足をつけて、隙なく戦いたいと思います」