姉妹都市を結ぶ宮崎県小林市と石川県能登町の中学生が、ブドウ狩り体験などを通して交流を図りました。

姉妹都市の交流に参加しているのは、石川県能登町の中学生16人と小林市の中学生10人です。
まず一行は、霧島ジオガイドの案内のもと霧島連山周辺をバスから見学しました。

(ガイド)
「新燃岳というのが噴火して、この辺りにも火山灰がたくさん降ってきました」

去年の大地震を経験した能登町の生徒たち。
新燃岳の噴火という自然災害の現状に…

(能登町の中学生)
「自分たちと同じそういう辛いことに直面しても、(火山灰を)うまく利用したり、前に進み続けることにすごく前向きな気持ちになったし、見習おうと思いました」

そのあと訪れた霧島岑神社ではお守りを買う能登町の生徒も。

(能登町の中学生)
「地震で(お守りを)紛失しちゃったりとかして、お父さんとお母さんに喜んでほしいなと思って」

続いて一行が向かったのは。

(江川琴実記者)
「こちらでは中学生たちが楽しそうにブドウ狩り体験をしています」

(能登町の中学生)
「小林市と能登も自然いっぱいなんですけど、小林市は能登とは違う自然があってめっちゃいいと思います」

(小林市の中学生)
「能登もいろいろ地震とかあってみんな大変な思いをしていていろいろ大変あったと思うけど、今楽しくみんなで過ごせていることがとてもよかったと思います」

交流を通して貴重な学びを得た生徒たち。
能登町の生徒たちは、19日に地元に帰るということです。

テレビ宮崎
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