17日でベスト8が出そろう夏の甲子園。
沖縄尚学と仙台育英の試合は両エースの壮絶な投げ合いとなりました。
沖縄尚学の先発はここまで無失点の2年生エース・末吉選手。
しかし初回、仙台育英の4番・川尻選手にタイムリーを打たれ今大会初めて失点を許しました。
仙台育英の先発は今大会21奪三振のエース・吉川選手。
しかし2回、変化球を捉えられると守備が乱れる間にランナーが帰り、沖縄尚学が同点に追いつきました。
試合はその後も両エースが踏ん張り、タイブレークに突入。
10回表、仙台育英の吉川選手はランナーを3塁に進めるも、あと1本を許さず無失点でしのぎ味方の反撃を待ちます。
その裏、1点も許されない沖縄尚学の末吉選手はワンナウト満塁のピンチ。
ファーストライナーにランナーが戻ることができず、ダブルプレー。
10回も無得点で両エースの投げ合いが続きます。
続く11回もマウンドに上がり続ける仙台育英の吉川選手は、4番の安谷屋選手を内野ゴロに抑えますが、ショートがまさかの送球エラー。
この間にランナーが帰り失点。
さらに1点を追加され、この回2点を失いました。
リードした沖縄尚学はその裏、エース末吉選手が先頭バッターをダブルプレーに仕留めこれでツーアウト!
勝利まであと一人、打席にはここまで投げ合ってきた仙台育英のエース・吉川選手。
末吉の169球目!両エース合わせて320球の投げ合いは沖縄尚学が勝利。
2年ぶりのベスト8進出です。
また、春夏連覇を狙う横浜は2年生の織田投手が三重の津田学園を抑え完封勝利。
ベスト8進出を決めています。