送り盆の伝統行事「舟っこ流し」が8月16日、岩手県盛岡市を流れる北上川で行われました。
会場は赤々と燃える舟が川面を照らし幻想的な雰囲気に包まれていました。

「舟っこ流し」は、火をつけた舟を川に流し先祖の霊を送る伝統行事で、約300年前の江戸時代から続いています。

2025年は、市内の町内会などが作った12隻の舟が参加しました。

ちょうちんや短冊などで色鮮やかに飾り付けられた舟は、川に浮かべられ火が放たれます。

訪れた人たちは、炎に包まれゆっくりと川を下る舟を静かに見守っていました。

岩手めんこいテレビ
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