北朝鮮で日本の統治からの解放を記念する行事が開かれ、金正恩総書記がロシア人ポップ歌手の公演を鑑賞するなど、2日連続でロシアとの結束をアピールしました。
北朝鮮メディアによりますと15日、平壌で開かれた植民地解放80年を記念する行事で金正恩総書記がロシアの代表団と共に、ロシア人ポップ歌手による公演を鑑賞しました。
前日に開かれた行事でも金総書記がロシアの代表団を厚遇する様子が伝えられていて北朝鮮は2日連続でロシアとの蜜月ぶりを示した形です。
また、金総書記は平壌で旧ソ連軍を追悼する記念碑にも献花し「北朝鮮とロシアの友好は今後も一層強化される」と話したということです。
韓国の聯合ニュースは「ぐっと近づいたロシアとの関係を内外に誇示する目的がある」と伝えています。
一方、ロシアが一部を掌握するウクライナ東部ドネツク州では、北朝鮮の祖国解放80年を記念して若者らが青色や赤色のパネルで北朝鮮とロシアの国旗を描き、北朝鮮との友好関係をアピールしました。