8月15日の新潟県内は下越を中心に大雨となり、一時土砂災害警戒情報が発表されました。引き続き、土砂災害などに警戒が必要です。
【藤森麻友アナウンサー】
「午前10時すぎの胎内市。フロントガラスに雨が激しく打ちつけられていて、ワイパーを動かしても前が見えなくなってしまいます」
暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となった県内。
15日朝、1時間に降った雨の量は関川村で57ミリ、村上市で46ミリなどとなり、胎内市・村上市・新発田市には一時、土砂災害警戒情報が発表されました。
【藤森麻友アナウンサー】
「川の色は茶色く濁っていて、あちらを見てみると流れが速くなっているのが分かります」
増水し、濁った水が勢いよく流れる川。排水が追いつかず、側溝から道路にあふれ出る水。
また、先週の大雨による傷痕が残る佐渡市でも雨が強く降りました。
この大雨の影響で15日朝、JR羽越線は村上市内の一部区間で線路上に土砂が流入し、一時運転を見合わせました。
大雨のピークは過ぎましたが、新潟地方気象台によりますと16日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、上・中・下越で50ミリと予想されています。
上中下越では15日夜遅くにかけ、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。