記録的な大雨により熊本市で車ごと川に流されたとみられる男性の大規模な捜索が15日、行われました。警察や消防など約370人の態勢で車が見つかった北区の井芹川などを捜索しましたが、手がかりも含め見つかっていません。
一連の大雨で熊本市北区貢町では60代の男性が車ごと西浦川に流されたとみられていて、12日、下流の井芹川で車が見つかりました。
15日の捜索には熊本市の消防局や消防団、県警、そして海上保安庁の合わせて371人が参加しました。
【久保田 優果記者】
「こちらでは、熊本県警の管区機動隊が腰の高さまである草をかき分けながら捜索を続けています」
15日は男性が車ごと流されたとみられる周辺から有明海までの約14キロの範囲を捜索しましたが手がかりも含め見つからなかったということです。
【熊本市消防局 古閑 嗣人 警防部長】
「徒歩ではもちろんだが空からはヘリやドローン、海上では巡視艇あたりを導入して捜索を行った。発見したかったが、残念な結果で終わった」
警察や消防などは16日以降も、捜索を続ける方針です。