鹿児島県内で2回、線状降水帯が発生して1週間です。
大雨による大きな被害を受けた鹿児島県霧島市と姶良市では、15日までにほとんどの地域で断水が解消される見込みです。
そんな中、被災地の住民らは暑い日差しが降り注ぐ中、互いに助け合いながら復旧作業を進めています。
姶良市平松では断水が14日までに解消されていて、この理容店では、15日から営業を再開しました。
店内に土砂が流れ込み、さらに断水も続いていたため、8月8日から休業していました。
15日はさっそく客の姿も見られ、少しずつ日常の様子が戻りつつあります。
来店客
「スカッとした。スッキリする」
15日から営業を再開した理容師
「違いますよね、水が使えると」
Q 仕事が再開できてどうですか?
理容師
「いいですよね。うれしいですよね」
一方、姶良市平松の住宅街では15日も多くのボランティアが家にたまった土砂をスコップで取り除くなど作業にあたりました。
近くのカフェからは、被災者やボランティアに弁当の差し入れが届けられるなど、互いに支え合いながら復旧が進められています。
自宅が被災
「感謝しかないです。汗をかきながら動いてくださるので。一人でも多くの人がきてもらえると作業もそれだけ進むので本当にありがたい。」
姶良市では姶良地区の1戸を残して、15日の夕方ごろに断水が解消される見込みです。