戦後80年の終戦の日。高知市で、戦争の悲惨さを次の世代へつないでいく催しが開かれました。

8月15日に毎年行われている「戦争を語りつぐ つどい」には約130人が参加。朝鮮半島で生まれた弘瀬和子さん(92)が、食糧難で飢えに苦しんだ体験を話しました。

弘瀬和子さん:
「あの時代を生きた人が今、命をつないで存在している。そのことを私たちは考えていく必要があるのではないか」

中には、高知大空襲で家族を亡くした88歳の男性の姿も。

岡村正弘さん(88):
「空腹の恐ろしさを聞きながらそうやったと思って聞いた。友達を大切にして、平和でないといかんということを、子どもらにも分かってもらいたい」

参加者は戦争の記憶を風化させないと、思いを新たにしていました。

高知さんさんテレビ
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