両方の頬が赤くなることから「リンゴ病」ともいわれる伝染性紅斑の患者が増えているとして、香川県は8月15日に流行警報を発令しました。警報が発令されるのは、現在の集計方法になった1999年以降、初めてです。
県によりますと、8月10日までの1週間に1医療機関当たりの患者数が2.12人と警報発令基準の2人を超えたということです。
リンゴ病は、子供を中心に流行する感染症で、微熱やせきの症状がみられます。基本的には軽い症状で済みますが、妊婦が感染した場合には胎児にも感染し、流産の恐れがあるということです。
県は手洗いの徹底、せきエチケットなどの感染防止に努めるよう呼びかけています。