15日昼過ぎ、大阪市北区の公園で、植え込み付近から赤ちゃんとみられる遺体が見つかり、警察は死体遺棄事件として捜査を始めました。
■「手のようなものが見えた」と通報
【記者リポート】「遺体が見つかったのは大阪・北区の扇町公園で、梅田から1キロ程しか離れていない場所です。普段は子供の遊ぶ姿が見られる場所ですが、あたりは物々しい雰囲気となっていて、15日午後5時過ぎ現在も鑑識作業が続いています」
15日午後0時15分ごろ、近くを通った女性から「犬の散歩中に手のようなものが見えた」と110番通報がありました。
■大部分が土の中に埋まった遺体見つかる…
警察によると、植え込み近くで、体の左側を下にして、大部分が土の中に埋まっている状態の赤ちゃんと見られる遺体が見つかりました。
性別や死後何日経っているのか、外傷があるのかなどは分かっていません。
ただ、見た目から0歳から3歳ほどと見られています。
■「すごい小さい指だった」第一発見者語る
第一発見者の方に話を聞くことができました。
【第一発見者】「裸で植え込みの陰にいて、頭と手の指が見えたから。すごい小さい指だったから。近寄ってみたら頭と手が見えたので、これは人間だと思って」
警察は、死体遺棄事件として捜査しています。
■出産されたまま放置?警察は様々な可能性捜査
(Q.まだ0歳から3歳ぐらいという風に言われていますが、何者かが赤ちゃんを公園内で出産したものの、そのまま放置した疑いもあるということなのでしょうか?)
【記者】「警察は、18日にも司法解剖を行う予定で、そこで遺体の推定年齢などが分かる見込みです。ですので、現段階では確実なことは分かりません。
ただ、現場のすぐ近くに公衆トイレがあり、警察はそこでも鑑識作業を行っていました。警察は様々な可能性を視野に捜査を続けています」
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月15日放送)