おもちゃが付いて子供たちに人気のマクドナルド「ハッピーセット」。
きょう=15日から「ポケモン」とのコラボ第2弾がスタートしたのですが…
第1弾の販売の際には、大量購入、フードロス、カードの高額転売など様々な問題が発生しました。
これを受け、マクドナルドは購入制限の強化に乗り出しました。
異例の「転売対策」、はたしてその効果はあったのでしょうか?
■先週はわずか1日で終了…目当てはおもちゃではなく「ポケカ」
取材班は15日午前5時からマクドナルド店舗前で張り込みを開始。
すると、早速午前6時過ぎに「ハッピーセット」目当ての人がやって来ました。
【客】「フシギダネとリザードンが当たりました。狙いはイーブイだったんですけど…」
ポケモンとのコラボは大人気で、先週の第1弾が始まった時は大行列ができたといいます。
【マクドナルドの近隣店舗の従業員】「3列くらいできていて、ずっとそのくらいの量の客がいた」
第1弾はおもちゃの他にポケモンカードも付いていて、このカードを目当てに多くの店舗で客が殺到する事態になったのです。
その結果、カードはわずか1日で配布終了となりました。
■フードロスに転売…問題受け「3セットまで」購入制限スタート
さらに、買った商品を食べないで廃棄するなどの「フードロス」も発生!
また、大手フリマサイトではいくつもカードの転売がみられました。
こうした事態を受け、マクドナルドは15日から「1グループにつき3セットまで」の”購入制限”をもうけました。
その効果があったか、男の子がおもちゃを手に入れることができました。
(Qうれしい?)
【7歳の男の子】「うん!」
【ハッピーセットの購入者】「子供のためのあれやから、子供たちにあれしてもらわないと、まとめて買うというのはちょっと…考え方を変えてもらいたい」
■「10人いたら30個買える」購入制限の効果はあるのか
一方、この購入制限の効果を疑問視する声も聞かれました。
【ハッピーセットの購入者】「(マクドナルドの対応が)遅いやろ。3つ個数制限とかいってもグループ10人いたら30個かえるから意味ないやろうし、子供連れだけ買えるとかにしたほうがよかったのでは?」
15日は目立った混乱は見られませんでしたが、子供がハッピーになれるよう、今後も対策が求められます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月15日放送)