大阪・関西万博の会場で人気グッズが万引きされた事件で、6人目の逮捕者が出ました。

このグループを知る男性が関西テレビの取材に対しその内情を語りました。

東京都に住む無職の荒牧賢人容疑者(21)と、大学生の名取利恭容疑者(21)は、ことし6月、万博会場で扇子など9点(約7万4千円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

そしてきょう=15日、警察は新たに大学生の河野晶博容疑者(20)を逮捕したと発表しました。

警察によると3人は、転売目的で黒いミャクミャクのぬいぐるみなどを万引きした疑いで逮捕された他の男3人とグループを組んでいたとみられます。

東京駅で入場券だけを買って新幹線に乗り込み、新神戸駅などで降りていて、不正乗車をしたとみられます。

グループを知る男性は関西テレビの取材に対し、6人はいわゆる”撮り鉄”仲間で、「埼玉県の大宮駅などでも不正乗車を繰り返していた」と明かしました。

【6人を知る人】「『大宮赤ラン軍団』と呼ばれていました。改札機を無理やり通ろうとする時に赤いランプが点灯する”赤ラン”を繰り返して迷惑になっていた。色んな場所で(駅員に)捕まった経験を武勇伝のように語っていた」

さらに窃盗については…

【6人を知る人】「鉄道の模型を万引きしたとか悪い噂がちょくちょく立っていた。撮り鉄というより窃盗集団みたいな感じなんで」

警察は6人の余罪についても調べています。

関西テレビ
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