8月15日は「終戦の日」、太平洋戦争が終わって80年です。仙台市青葉区では、戦後間もないころの仙台の街並みなどを収めた写真展が開かれています。

色鮮やかな吹き流しが飾られた商店街。仙台空襲から4年後の1949年、七夕まつりでにぎわう青葉区一番町です。

青葉区の百貨店では、戦後80年の節目に復興の様子などを伝えようと写真展が開かれています。

撮影したのは青葉区川内の米軍キャンプに駐留していたアメリカ陸軍の兵士、ノーバート・S・ラングさんです。

宮城県内には当時、アメリカ軍の基地や工場があり、最大1万5000人のアメリカ兵が駐留していたとされています。ラングさんは、当時では珍しかったカラー写真に街並みを収めていました。

1940年生まれ
「これが撮影されたのが1950年。自分が10歳の頃。子供のころに見ていたので。昔のことを思い出す」

1950年生まれ
「戦後からたった5年くらいで…力がすごかった」

藤崎デジタルコミュニケーション部 佐藤真理子さん
「戦後日本に訪れた平和が100年、200年と続くことを願って、この写真展をご覧いただければと思っております」

この写真展は、藤崎一番町館3階のイベントスペースで8月19日まで開催されています。

仙台放送
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