呉市の大崎下島にある豊町では、お盆の帰省に合わせて『はたちの集い』が行われ、島で育った若者たちの門出を祝いました。
呉市豊町で行われた『はたちの集い』には、今年度20歳を迎えた5人が出席しました。
県内で成人祝賀行事を夏に行う地区は3つあり、この豊地区では20年前から帰省に合わせたこの時期に開催しています。
式では、はたちの代表として国実七瀬さんがあいさつをしました。
【豊地区 はたち代表・国実七瀬(くにざね ななせ)さん】
「町の文化や歴史に触れ、この町でしか経験することのできない数多くのことを学ぶことができました。今までの大切な経験を胸に、自分たちがより輝ける場所へ進んでいきます」
また、豊町の伝統行事『弓祭り』にちなんで無病息災などを願う『巻わら射礼』が披露され、門出に華を添えました。
【はたちの集い 参加者】
「久しぶりに仲間と会えて、思い出とかがよみがえって、いろんな話もできてよかった」
「ずっと胸を張っていられるような社会人になっていきたい」
15日は、庄原市と神石高原町でもはたちを祝う行事が開催される予定です。