国内外の高校生が広島に集まり、交流を深め意見を交わすことで平和を考える「ひろしまジュニア国際フォーラム」が14日から始まりました。

広島国際会議場に集まったのは日本を含む24カ国の高校生です。
「ひろしまジュニア国際フォーラム」は、世界の高校生に交流や討論を重ねる中で国際平和について考えてもらおうと県が毎年開いているもので、今年で10回目です。

初日の14日は、国連ユニタール広島事務所の三上知佐所長が講演を行い、環境問題や貧困といった国際的な課題に対して、解決のために何ができるかなど意見を交わしました。

【広島の高校生】
「世界で起こっている問題をまずは知ることから始めて、解決のためにどんなj方法があって私たちにはどんなことができるのかを学んで、身近な人から世界へ広めていきたい」
「同世代がどういう平和意識をもっているか、どういう着眼点で考えているのか見ておきたい。外国人の人がたくさんいるので、そこで日本の視点と海外の視点、世界の問題をどう見ているのか(比べたい)」

フォーラムは今月18日まで行われ、高校生らは被爆者の証言を聞いたり討論を行うなどしたのち、最終日に、平和のために若者が果たす役割をまとめた「広島宣言」を発表します。

テレビ新広島
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