秋田県湯沢市を流れる雄物川で14日、アユのつかみ取り大会が行われ、子どもたちが夏休みのひとときを楽しみました。

この大会は、子どもたちに地域の豊かな自然に関心をもってもらおうと行われたものです。

大会は、小学校低学年から中学生以上まで3つの部門に分かれ、15分の制限時間で捕れた数を競います。

14日は、地元の養殖業者が育てた2000匹のアユが放たれ、子どもたちは仲間と協力したり、座り込んで魚を待ち構えたりしてつかみ取っていました。

参加した子どもは「20匹くらい捕れた。座って足に乗ってきたものを捕った」「アユはぬるぬるしていた。つかめてうれしかった。魚は苦手だけど焼いて食べたい」と話していました。

また、会場ではカヌーの体験会が行われました。参加した人たちは川の水に触れたり昆虫を探したりして、雄物川の生態系に理解を深めていました。

参加した子どもは「楽しかった。気持ちいい」「東京では触れられない自然に触れられて良かった。この体験を知識として、理科や自然の勉強で使っていきたい」と話していました。

秋田テレビ
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