県内でも伝染性紅斑=リンゴ病の患者の報告数が増えています。
県は初めて流行警報を発表し、対策を呼びかけています。
伝染性紅斑=リンゴ病は風邪のような症状が出た後に、頬や手足などに赤い発疹ができるのが特徴です。
県によりますと今月4日から10日までの定点当たりの患者報告数は2.19人でした。
県が定める警報レベルの2人を超えたのは今の調査方法になった1999年以来、初めてです。
リンゴ病は子供に多い感染症ですが、妊婦が初めて感染した場合、流産につながるおそれがあります。
県は今後も増える可能性があるとして、こまめな手洗いや、せきやくしゃみをするときには口と鼻をハンカチで覆う「咳エチケット」の徹底などを呼びかけています。
また 新型コロナの感染者は前の週より68人多い391人でした。
定点あたりの報告数は県全体で8週連続で増えています。
県は手洗いなど基本的な感染対策に努めてほしいとしています。