五島でお盆の伝統行事「チャンココ」があり、情緒あふれるエキゾチックな踊りが披露されています。
哀愁を帯びた鉦の音が五島のまちに響きます。
「チャンココ」は初盆の家や墓で先祖を供養するために踊る念仏踊りです。
800年以上の歴史があるともいわれていて、県の無形民俗文化財に指定されています。
「チャン」が鉦の音、「ココ」が太鼓をたたく音とされ、「掛」と呼ばれる踊り手たちが円陣をつくり、首にかけた太鼓をたたきながら踊ります。
現在はそれぞれの地区の青年団が受け継いでいます。下崎山青年団では8月13日、商店など50軒を回りお盆の3日間であわせて200カ所で踊る予定です。
チャンココは15日まで五島の各地で続きます。