台風11号が台湾に上陸。
現地では激しい雨が降り、猛烈な風が吹いています。
カメラが捉えたのは、強風により足場が崩れる瞬間。
太陽光パネルが飛ばされる瞬間も…。
台風11号が上陸した台湾は激しい雨と風に見舞われ、警戒が続いています。
台湾の気象当局によりますと、台風11号は日本時間の13日午後2時ごろに南東部台東県に上陸しました。
各地で激しい雨が降った他、最大瞬間風速63.4メートルを観測する猛烈な風が吹くなどして、これまでに1人が行方不明、33人が負傷し、当局が災害への警戒を呼びかけています。
花蓮県では洪水の危険性が高まり、軍による住民の避難誘導が行われました。
建物の被害も相次いでいて、台東県では強風により店舗のドアが損傷。
さらに、天井の板もはがれ落ちています。
ガソリンスタンドは建物の一部が落下し、コンビニエンスストアも被害を受けました。
また、空の便も400便以上が欠航を決めるなど、交通にも大きな影響が出ています。
台風は日本時間の午後5時ごろに台湾海峡に抜けたとみられ、このあと中国大陸に向かう見通しです。