戦争の悲惨さを次の世代に伝えようと、小城市で戦時中のお守りや衣服などが展示されています。
【吉冨綾花リポート】
「小城市の歴史資料館では戦時中のお守りや服など28点が展示されています。そしてこちらは兵士に向けて家族や友人が書いたという寄せ書きです。無事に帰ってきてほしいという願いが込められています」
小城市立歴史資料館では毎年、戦争に関連した展示を行っています。戦後80年を迎える今年は展示の数を増やし、期間も約2カ月延長しました。
こちらは、「千人針」というお守りです。
出征する兵士に対し、「戦場で弾丸に当たらないように」という願いが込められています。
このほか、兵士が戦時中に着ていた衣服も展示されています。
【学芸員 古庄秀樹さん】
「大人の方から、小学生、中学生、高校生いろんな方にですね、来ていただいて戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを感じていただけたらという風に考えています。」
この展示会は小城市立歴史資料館で8月31日まで開かれています。