インドの最高裁判所は、首都圏すべての野良犬を収容するよう命じました。
現地メディアによると、インドの最高裁は11日、首都ニューデリーとその近郊にいるすべての野良犬を8週間以内に保護施設に収容するよう命じました。
捕獲方法は各自治体に委ねるとしています。
深刻化する狂犬病被害を防ぐためで、対象の自治体などに対して保護施設を直ちに建設するよう指示し、施設には不妊手術を施す専門家の配置などを求めています。
これに対して動物愛護団体が強く反発しているほか、推計で約100万匹いるとされる野良犬の収容は現実的ではないとの指摘もあります。