大雨に関するニュースからです。
8月7日からの大雨による住宅被害について、鹿児島県霧島市や姶良市などで少なくとも約400戸に上っていることが県のまとめで明らかになりました。
日に日に被害の状況が明らかになる中、12日から霧島市と姶良市では災害ボランティアの受け付けが始まりました。
県の12日午後3時時点のまとめによりますと、8月7日からの大雨により県内では姶良市で1人が死亡し、5人が軽いけがをしました。
また、霧島市と姶良市を中心に住宅の全壊が2戸、床上浸水が214戸、床下浸水が181戸、確認されています。
住宅の調査は現在も続いていて、今後さらに被害戸数が増える可能性もあるということです。
また、断水は霧島市の約2000戸、姶良市の約1万6000戸で続いています。
このほか霧島市の福山港では、流木やごみなどが7500平方メートルにわたって漂着していて、小型船の出入りや隣接する海水浴場の利用に影響が出ています。
また、霧島市と姶良市では水田に土砂が流入するなど農業被害も出ていますが、全容はつかめていません。
そんな中、霧島市と姶良市の社会福祉協議会では、12日、災害ボランティアセンターを開設し、被災した住宅の片付けなどを手伝うボランティアの受け入れを始めました。
このうち姶良市のボランティアセンターには50件ほどの事前申請があったということです。
姶良市からボランティアに訪れた人
「地元でこういうことがあって被災にあわれた方が少しでもよく(生活)できるように微力ですが尽くしたい」
いずれのボランティアセンターも午前9時から窓口で受け付けを行っています。