8月9日、「クジラのまち」宮城県石巻市鮎川浜で、伝統の「牡鹿(おしか)鯨まつり」が開かれ、多くの人でにぎわいました。
炎天下の中できた、長い列。お目当ては、無料で振舞われたクジラの炭火焼です。
石巻市鮎川浜で毎年この時期に開かれている「牡鹿鯨まつり」。
明治時代から商業捕鯨を開始した鮎川浜は、国内有数の捕鯨基地として知られ「クジラのまち」として栄えました。
水揚げされたツチクジラの炭火焼、約800食分が、無料で振舞われました。
子供
「おいしい」
子供
「めっちゃおいしいしほかの肉よりもやわらかいです」
母親
「クジラは石巻の伝統食文化ですのでおいしく食べて食文化を伝えていけたらいいなと」
実行委員会は、今後もこうしたイベントを開いて捕鯨文化への理解を広げ、伝承していきたいとしています。