浸水被害があった地域では住民が後片付けに追われたほか、自衛隊などによる給水支援も行われました。
8日の大雨で浸水被害があった霧島市・日当山地区では、住民らが道路や家の中に入り込んだ泥をかき出したり、ぬれた家財道具などを片付けていました。
断水で思うように水を使えないため、人々は大量に積もった泥を手作業でかき出すなど、対応に追われていました。
県によりますと、今回の大雨の影響で霧島市でおよそ1万9500戸、姶良市でおよそ1万7000戸が断水となっています。
これを受けて、霧島市と姶良市では自衛隊や宮崎河川国道事務所などが給水支援を行っていて、水を求める市民が長い行列を作っていました。
霧島市と姶良市によりますと、水道復旧の具体的な見通しは立っていないということです。