深刻な雨不足を受けて農業用の水路の管理などを行う団体が8日、渇水対策を県に要請しました。

大分県の北部や西部では7月の降水量が平年の1割に満たないところがあり、北部の農業用ダム4か所で放流が制限されています。

雨不足が深刻な中、農業用の水路の管理などを行う県土地改良事業団体連合会などが8日、渇水対策を県に要請しました。

要請では農家がダムなどの底に溜まった水を吸い上げるポンプを購入する際、県の費用負担の割合を増やし農家の負担を軽減するよう求めています。

◆県土地改良事業団体連合会義経賢二会長
「地元農家は本当に大変もう待ったなしでやってもらいたいという要請をしました」

県への渇水対策の要請は14年ぶりで、県は「1日でも早く支援出来るようにしたい」としています。

テレビ大分
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